「ハイレゾ」とは?高音質な音楽を楽しむ方法

スマホが音楽プレイヤーとして主役の座に輝き、いい音で音楽を楽しめる時代に

スマホが音楽プレイヤーとして
主役の座に輝き、
いい音で音楽を楽しめる時代に

スマホと音楽の関係が進化!

かつて、携帯電話とポータブル音楽プレーヤーは全く別の存在でした。2つの機器を別々に持ち歩かなければいけなかったため、荷物が増えたり、両方とも充電しなければいけなかったりと、とても不便だったことを覚えている方も少なくないでしょう。
それが今では、スマホで音楽を聴くことがあたりまえの時代に。便利になった分、音質はイマイチ…なんてこともありましたが、最近では高音質の「ハイレゾ音源」で音楽の原音を忠実に再現できるハイパフォーマンスなスマホが続々と登場してきています。

ポータブル音楽プレーヤーの主役はスマホ!

いつしかポータブル音楽プレーヤーと同等レベルのスペックを持つまでに至ったスマホ。それに伴い、聴きたい音楽を入手する手段も多様化してきています。パソコンにコピーしたCD音源をスマホに取り込むという方法はもちろん、各音楽配信サイトから直接ダウンロードしたり、音楽配信アプリを介して聴くというのは、まさにスマホならでは!従来の音楽プレーヤーではできなかったことです。
さらにWi-Fiの状況が改善されてきていることもあり、場所や時間を選ぶことなくいつでもどこでも自由に音楽を楽しめる環境がどんどん整いつつあります。

また「ハイレゾ音源」の登場で、スマホで高音質の音楽を聴くことへの期待がより高まってきています。スマホが携帯電話としてだけではなく、ポータブル音楽プレーヤーとしても主役の座に輝き、音質も妥協しなくていい時代がやってきたのです!

ハイレゾとは?

「ハイレゾ」は英語のHigh Resolution (ハイレゾリューション)の略で、レゾリューション、つまり解像度の高い音源のことを「ハイレゾ音源」と呼びます。ここでいう解像度の高い音源とは、「CDの音質を超える=CD-DAのサンプリングパラメータ(44.1 kHz, 16bit)情報量を持つデジタル音源」のことです。では解像度の高い音というのは、これまでCDで聴いていた音とどう違うのでしょう?
私たちが普段何気なく耳にしている音は膨大な量の情報で形成されています。CDにはその情報を充分に記録できる容量がなく、抜け落ちてしまった音の情報がたくさんありました。
しかし「ハイレゾ音源」はCDを圧倒的に上回る情報量を持ち、音の繊細さや奥行きなどを表現できるようになりました。これにより、アーティストの息遣いやレコーディングスタジオの空気感、ライブ会場の歓声、拍手などもリアルに再現でき、より臨場感溢れる音楽を楽しめるようになったのです。

数値で比較してもその差は一目瞭然。音の情報量は、音のアナログ波形をデジタル化するために標本を採る頻度を表す「サンプリング周波数」(単位はkHz)と、アナログデータをいかに忠実にデジタルデータに再現できるか、その精度を示す「量子化ビット数」(単位はbit)で表示されますが、CDは44.1kHz/16bitなのに対し、ハイレゾ音源は192kHz/24bitと高く、CDの約6.5倍の情報量を持っていることになります。

CD音源
ハイレゾ音源

CD音源とハイレゾ音源の音の保存イメージ

「ハイレゾ音源」の登場により、スマホで聞くことができる音はこれまでにない飛躍的な進化を遂げ、高音質化が加速しました。ただし「ハイレゾ音源」は情報量が多いので、曲数にもよりますがデータのサイズが10GBほどになってしまうこともあります。大きなデータをダウンロードしてもストレスなく楽しむためには、大容量メモリのスマホが必要不可欠。
Galaxyスマートフォンは高性能な大容量メモリを搭載し、大きな音源ファイルの処理もなんなくこなします。さらに、microSDカードスロット対応により保存できるストレージの容量を最大640GB*まで拡大できるので、音源データの大きさを気にする必要が無くなりました。
スマホ本体の大容量化は、「ハイレゾ音源」のような高音質な音源を気軽に、たくさん持ち歩くことも可能にしました。「ハイレゾ音源」の登場は、スマホでこれまでにない高音質な音楽を楽しめる革命を起こしたと言っても過言ではないでしょう。

*2019年8月現在。機種によって使用できるmicroSDカードの最大容量は異なります。詳しくは各製品のスペックをご確認ください。

イコライザーやハイレゾ風のエフェクトで
自分好みの音質に

昨今進化しているのは音源だけではありません。一部の機種では、スマホ自体が音楽を表現する能力を向上させています。
たとえば、Galaxyスマートフォンの「ミュージック」アプリには「UHQアップスケーラー」が搭載されていて、通常品質の音源をハイレゾ相当の音質で楽しむことができます。
具体的には、「UHQアップスケーラー」ではデジタルCD信号拡大44.1kHz, 16bit→ハイレゾ信号拡大192kHz, 24bitへ変換し再生してくれます。さらにビート音質の向上と高周波数復元を通じて、より鮮明な音楽を聞くことができるようになりました。
これまでに手に入れた通常音源の楽曲も、Galaxyスマートフォンでならハイレゾ音源相当の高音質で楽しむことができるので、わざわざハイレゾ音源を買い直す必要はありません。
以前から聞いていたお気に入りの曲がハイレゾ音源でないとしても、Galaxy スマートフォンが自動で音質を調整してくれるので、印象がガラリと変わり新たな感動が生まれることでしょう。

Galaxy S10のAdapt Sound設定画面。
「Galaxy Music」アプリを音質とエフェクト>Adapt Soundと辿ると確認可能。

さらに、より 自分の聞きやすい音に合わせて音質をカスタマイズできる「Adapt Sound」機能も見逃せません。
この機能では、ユーザーの聴力、耳の特徴、またイヤホンやヘッドフォンの特性に合わせてすべての音を最適化することが可能です。
音楽、動画の再生時はもちろん、電話として最も基本的な機能である通話のときにも聞き取りやすい、あなたのためだけに調整されたオーダーメイドの音で心地よくお楽しみいただけます。

*視聴には、外付けテレビアンテナケーブルが必要です。

ステレオスピーカーつきスマホで劇場にいるような体験を。

Dolby Atmos(ドルビーアトモス)という言葉を聞いたことはありますか?
アメリカのDolby Laboratories, Inc.( ドルビーラボラトリーズ社)が開発した最新の音響技術で、音にもこだわる映画ファンの間で注目を集めています。
この技術が搭載されたGalaxyスマートフォンでDolby Atomos対応の映画を鑑賞すると、まるで最新設備を備えた映画館の特等席に座っているような感覚に包み込まれ、大迫力のクリアな音質、豊かな対称性、大音量の3次元オーディオを、いつでもお好きな場所で心行くまでお楽しみいただけます。*
またGalaxyスマートフォンは、音質に定評のあるオーストリアの音響機器メーカー、AKG(アーカーゲー)社の技術で調整されたステレオスピーカーが内蔵されているので、Dolby Atmosの真価が最大限に発揮されることも、見逃せないポイントです。

*Galaxy S10に関して内部テストに基づいてGalaxy S9と比較。

Galaxy S10のAdapt Sound設定画面。
「Galaxy Music」アプリを音質とエフェクト>Dolby Atmosと辿ると確認可能。

映画鑑賞だけでなく、ゲームプレイのときにもGalaxyスマートフォンのステレオスピーカーが大活躍します。 Dolby拡張ゲームモードによってより臨場感溢れるサウンドを実現し、高解像度なInfinity-O Displayとの相乗効果であなたをこれまでにない没入型ゲーム体験へ導いてくれます。

今や多くの人にとって日々の生活になくてはならない存在となったスマートフォン。
本体の大容量化とWi-Fi環境の改善により、単なる通信手段としてではなく、音楽、映画、動画、ゲームなど、オプション機能もよりストレスなく、自分の好みに合わせて楽しめる時代になりました。「音」も徹底的にこだわり抜いて、自分好みのスマートフォンに変えていく。
ユーザーの気持ちに寄り添い、細かな設定が可能なGalaxyスマートフォンなら、便利で快適なライフスタイルをサポートする頼りになるパートナーとして、今までで最も愛着のある一台となることでしょう。