ケーキ投げ、自重トレーニング、セルフケアなどSteve Aokiの世界観の裏側をお見せします。
グラミー賞ノミネート歴2回のDJ兼プロデューサー、Steve Aokiにとって1日として同じ日はありません。レーベルの設立・運営に携わり、タレントスカウトやフィットネスの第一人者、慈善家、自称ピザのプロ、ケーキ投げの王者などさまざまな活躍を見せるSteve Aokiが #TeamGalaxy のメンバーに加わりました。世界で最も忙しいDJの1人としてあちこち旅をしながら、レコーディングやレーベルの運営を行いつつ健康と集中力を維持する方法、そしてどのようにしてインスピレーションを得るのかなどについてご覧ください。
Aokiは世界的に有名なDJ兼プロデューサーとしてだけでも人気スターになることができたはずです。しかし、彼はそれだけでは満足せず、プライベートジェットで飛び回るかのように、さまざまな活動を行っています。その原動力となっているのは「父親」であると彼は明かします。「父から学んだ最大のものは起業家になると競争心です。僕がやっていること全てを牽引する力は父によって養われたのです」
Aokiは自分自身が音楽を追求するだけでなく、自身のレコードレーベルDim Makを通じて有望なアーティストのキャリアを手助けしています。このレーベルはAokiのストリートウェア・クチュールラインであるDim Mak Collection、そして今や大物になったアーティストたちのダンスミュージックのイベント制作も手がけてきました。
Aokiは旅先でもセルフケアを怠りません。実際、瞑想と「美味しい抹茶1杯」を朝の日課とするAokiは、セルフケアを後回しにせずに力を入れることを勧めます。「僕は個人的に、自分の身体は、自分が身体に与えるものによってできているのだと思っています。自分が食べるもの、自分が取る休息、自分が行うトレーニングなど全てが総合的に精神や身体の健康に影響を与えているのです。」
目に見える健康上のメリット(彼の艶やかな長髪もその1つです)の他に、自分が作り上げたライフスタイルを維持することに役立ちます。健康の秘訣は運動。「新しい場所に着いて、ちょっと横になったり食事のために外出したりするとワークアウトするモチベーションが低下してしまいます。だからそうなる前に起き上がってトレーニングするだけなんです。」
「自分の身体は、自分自身が
身体に与えるものによって
できている」
しかし、どのようにしてトレーニングの時間を見つけるのでしょうか?「自分で開発したAoki式ブートキャンプエクササイズを日課にしています。」と彼は答えます。「どこでもいつでもできる高強度の自重トレーニングです。5分でもできますし、30分かけることもできます…道路の脇や飛行機の離陸を待つ間にアスファルトの上でやったこともあります。筋トレできる場所があればどこででもやりましたね。」
世界を駆け回るデジタルノマドとして、Aokiは絶え間なく変化する環境から音楽に対するインスピレーションを引き出しています。「いつも旅をしているので、常に周りの文化やサウンドに影響を受けています。それらによってインスパイアされたサウンドやメロディーを音声メモ端末の中身として録音します。そして、家で時間がある時にスタジオに入り、これらのアイデアについてじっくり考えます。」と語るAoki。制作過程について尋ねると、「1つの決まった方法というものはないんです。」と彼は打ち明けます。「いつでも制作に取り掛かれるようなインスピレーションを常に感じられるというのは幸せなことだと思います。正しいキャリアを選んだと言えるでしょうね。あるいは、僕がこのキャリアに選ばれたのかな?」
「いつでも制作に取り掛かれる
ようなインスピレーションを
常に感じられるというのは
幸せなことだと思います。
正しいキャリアを選んだと言える
でしょうね。あるいは、僕が
このキャリアに選ばれたのかな?」
Aokiのロックスターの風貌の裏には多彩な才能だけでなく高貴な人柄が隠れています。2012年に脳に関する研究や脳疾患の予防のために資金提供を行うAoki Foundationの創設をはじめとして、人道的見地から様々な支援を行なっています。「僕にとって脳ほど重要なものはありません。」とAokiはコメントします。「脳の変性疾患に苦しむ人がいなくなるような世界が見たいです。僕らの愛する人たちが長生きできるように科学やテクノロジーが重要な役割を果たす世界を。」
Aokiはステージで行うケーキ投げからCO2の爆発に至るまで、ショーでファンに忘れられない体験を提供しています。「ケーキ投げのアイデアは、Dim Makレーベルに所属しているAutoerotiqueのミュージックビデオを見て思いつきました。この動画では、ロウソクが吹き消された後、ケーキが爆発して人々の顔に降りかかるのをスローモーションで撮影していました。これは非常に人気が出て、僕もこの動画のプロモーションのため、ケーキを投げ始めたんです。今では、ケーキ投げは僕のショーでファンが楽しみにする必要不可欠なものになりましたね。」とAokiは説明します。「頭角を現し、成功したいなら常識にとらわれずに考える必要があります。そして、それこそが #TeamGalaxy の精神です。」というのが、彼の考え方です。
SteveはGalaxy S10+から創造的なインスピレーションを得る